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読む音楽 ライブ感想・曲感想など。使用している画像は全て自作です。 X:@tbk_pd

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

水面上のアリア

考察風味でお送りします。 ※後半ちょっとふざけます この曲の主人公は『沈んでいく僕』だ。 「ぼくはもういないものとして生きていた もう既にいないものとして生きていた」 ここから、『僕』は生きているが生きていない、透明人間的存在として描かれている…

はじまりの国

「架空の国境を跨ごうとしている」 世界の見方を変えるような曲に時々出会う。 そしてその曲は必ず、自分の大切な曲になる。 違うバンドの曲で申し訳ないが、クリープハイプの"イノチミジカシコイセヨオトメ"を聴いた日、『生まれ変わったら何になろうかな …

鍵盤のない、

Rabit Hall最後の曲。 趣向を変えて、今再生して、その感想を書き起こしていきたいと思います。 勢いと気持ち悪さに溢れると思います。恥を忍んで。いざ。 0:03 もうこの「ポロロロ ポロロロ ポロロロロ ロンッ」が美しいですよね。 0:04 「ねえ」だろうか「ええ」だろう…

サイレン

「みんな生きるのが好き?死んだことないから」 この歌詞を聴いた時本気で震えた。 枠に収めるとしたら、ニヒリズム(虚無主義)やペシミズム(厭世主義)の考えとできるだろうが、この死生観が好きだ。 この一言で、サイレンの世界観はこの世にいない人を主人公…