落ちて行く感が好きです。
「きみのこころは 楽団のそばに」
「きみは誰の子だい？」
が優しくも不気味で、新しいおとぎ話のようだ。
はじめの頃、このバンドはおとぎ話をテーマにしているのかと思っていた。
そういうわけじゃなかったけどね～
だけど少年のような歌声、優しくも不穏をはらむ演奏、テーマは分かりづらくても、やっぱりどの曲も自分にはおとぎ話のように思える。最近の曲だって。
なんだか言葉遣いが可愛かったり、教訓(その解釈が正しいかは別として)めいていたり、実在しているか不明の誰かと誰かの物語だったり。
まっさかさまに落ちていくアリスは、どこにも到着しない。
まるで永遠に落ちて行くかのように。
Aliceを聴く我々も、永遠に落ちて行ける。音楽の中へ。
めでたし めでたし。
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絵の小噺。
「アリス」というデザインってだいたい決まっているんですよね。最初、金髪の少女で描き始めたのですが、色塗ってる時につまんなくなってボツにしました。スタンダードすぎたんで。
男の子のアリスだったらちょっと面白いかなって思えました。
今、見返して彼が主人公のPeople In The Boxの「Alice」を想像したら、ちょっと面白いかなって思えました。
